※今回もＫ．Ｋａｚｕｍａ氏より写真をいただきました。いつもありがとうございます。
１月５日はCX千葉、１１・１２日は東海CX、１３日は湘南CXと、年が明けて早くも４戦を終えての５戦目は大磯クリテリウム。
今回のカテゴリーも前回に続き「小学生チャンピオンクラス」。
学年を問われないこのカテゴリーは、U１３のギヤ比規定を順守していなければ出走できません。早く走るにはケイデンスを上げるしかなく、速度に大きな差が出ないため足の使いどころやレースの展開を考えないと優勝を勝ち取るのは難しいレース。
実は将醐局員、大磯クリテのこのカテゴリーでは表彰台経験はあるものの優勝はありません。そこそこ走れて上位に絡むことはできても優勝が難しい。今年から新設されたこのカテゴリーでのリザルトは、
第１戦…四日市ジュニアとスケジュール重複のため出走無し
第２戦…４位（トップとの差１.４１秒）
第３戦…２位（トップとの差０.４６秒）
となっています。
レース１時間前に赤を１本飲んでローラーでアップ。３０分前に追加で赤１本と黒１本。今回、いつものメンバーはいませんが初めてのカテゴリー優勝を目標に気持ちも準備も万全です。
この日は東京車連の練習会も重なっていたため、大磯参加組と東京車連参加組に分かれてしまいました。出走人数は７名。
そんな中で、これまで学年別クラスで走っていた小学２年生のＫＷ君がチャンピオンクラスに仲間入りしました。学年別ではブッチギリで優勝するレベルの選手。いろんな大会で顔を合わせる機会もあり、最近仲良くさせていただいています。
キッズだけのために設けられた試走時間、先輩風を吹かせて何やらＫＷ君にレクチャーしている模様。
なんかメチャメチャ楽しそうに試走してます。
それでもグリッドに並べばいつもの真剣な表情。
今回は、これまでの反省を活かして「いつもとは違う形でのレース」の作戦を立てて臨む将醐局員。作戦が吉と出るか凶と出るか…。
いよいよスタート。
先頭で最初のコーナーに入るもこの時点でいつもとは違う動き。これまでは序盤にある程度ペースを上げてハイスピードの展開に持ち込むが、今回はそこそこのペースを維持して走る。
２周目に入るときには集団は６人。ペースが穏やかだからか表情には余裕が見える。ＫＷ君もしっかりついてきている模様。
３周目以降は集団は５人に。うち３人で先頭を交代しながら周回を重ねる。途中で誰かの散発的なアタックがあるも決まるには至らず集団に吸収される。
集団が割れることなく最終周回。
最終コーナーを回って、いつもなら焦って早めに仕掛けてゴール前で足が終わるところが今回は冷静。先頭の選手をぴったりマークしてタイミングを見計らって飛び出す。
そしてゴール。約１秒の間に５人がひしめき合う良いレース。
優勝者の平均速度は第２戦が ３５.０７ｋｍ/ｈ、第３戦が ３２.５６ｋｍ/ｈ なので、比較的落ち着いたレースではありましたが、いつもとは展開を変えて仕掛けどころをしっかり考えて勝てたのは良い経験でした。
いつもアップしていただいている公式動画はこちらです。
毎回のことですが、レースを終えて帰宅する頃には公式動画がアップされているのは大変ありがたい。レースを振り返って反省点を明確にすることができます。大磯クリテリウムの多くな特長の一つです。
ようやく小学生チャンピオンクラスで優勝することができました。
今回のレース中も名前を呼んで応援してくださるたくさんの声が聞こえました。本当にありがとうございました。
全体的にマイルドな速度でのレースだったので満点はあげられませんが、逆に言うとマイルドな速度域だったからこそ、今回の課題である「冷静に・落ち着いて・仕掛けどころを考えて勝つ」という目標を見失わなかったのかもしれません。
１回勝っただけなら「ただのまぐれ」。優勝を継続できてこその実力と言い聞かせながら、次戦を楽しみにしたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。
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