先日のシマノ鈴鹿依来、パフォーマンスが上がらかった要因に関していろいろと考えています。
その後に走ったCSCクリテではそこそこ走れている将醐局員。
前回はシマノ鈴鹿とCSCクリテでの心拍状況の違いを比較してみました。
走れなかったとき(シマノ鈴鹿)と走れているとき(CSCクリテ)の心拍の差はあまり無し。
とは言え「パフォーマンスと心拍に因果関係はない」と結論付けてしまうのはちょっと乱暴です。
先週末は「COUPE DE AACA」に出店するべく早朝3時に自宅を出発しました。
このレースはキッズレーサー対象にウィラースクールやプロ選手と走れる機会を設けてくださっているので、将醐局員も毎回同行しています。
西にひた走ること約350km。会場に着くとあいにくの雨でした。
ただの雨ならまだしも遠くからは雷の音が…。
既にスタッフの皆さんが準備を始めていましたが、残念ながらレースキャンセルとなりました。
オーガナイザーさんの開催可否判断を目の当たりにする機会も多いですが、本当に残念そうです。
レース開催は安全が第一。それがあるからこそ、AACAではレース講座も開催しています。
雷が近場で発生してどこかに落ちる可能性がある以上、今回の判断は賢明だと思います。
さて、出店が無くなったからと言ってすぐに帰るのはもったいない。
コラッジョの面々も到着していたので、そのまま四日市ジュニアのコース視察に。
天候との様子を見ながら場合によっては試走することになりました。
今回参加しているキッズメンバーは3人。全員が四日市ジュニアに出場予定です。
将醐局員はシマノ鈴鹿の帰りに試走していますが、他の2人は初めて。
現場についてみると雨は上がり雷の音も聞こえません。
「急変したらすぐに撤収」を前提に試走することになりました。
みんなでしっかり準備運動。
キッズだけで行かせるのは怖いので、ジュニアユースの新開選手とOBのトヨカツ選手も同行。
ありがたい限りです。
初めてのキッズもいるのでコースを確かめながらゆっくり2周。
途中の坂で脱落した選手を待ちながらの周回です。
唯一、将醐局員が大人2人と休まずに周回した時のデータがこちら。
緑の線が心拍ですが、ave158bpm の max183bpm。
同行者曰く「登りは結構踏んでましたよ」とのことですが、心拍的には全然余裕があります。
その前に2周(約18km)走っているはずなのに。
しかもこの日は2時半起き。十分な睡眠が取れたとは言えません。
比較表に追加してみるとこんな感じ。
・四日市の試走では日差しもなく気温は24℃でとても過ごしやすかった
・レースではないので緊張もしていない
・2週間前に一度試走しているのでコースも把握している
心拍数は鈴鹿もCSCも同じくらい高い数値を示していました。
にもかかわらず、CSCではある程度の走りができています。
コースは距離・斜度的にも今回の四日市が一番ハードでした。
「レーススピードではない」とは言え、もっと高い心拍を予想していました。
これらのことから「過度の緊張と気温の高さが要因?」という仮説を立てました。
この仮説が正しいのか?それとも別の要因があるのに気付いていないのか?
今週末は宮ケ瀬クリテに出走します。
既に2回、参戦しているレースでコースは熟知しています。
1年前の初回は6位でしたが、7月の第2回目は無事に優勝しています。
結構な上り下りとコーナーが連続するテクニカルコース。
どんなレースをするのか?どんなデータを残すのか?
一日も早く「パフォーマンスを上げられない原因」を究明していければと思います。