先日の東海シクロクロス２Daysでは腰の痛みとそれに伴う練習不足で期待通りのレースができなかった将醐局員。
あれから１週間。ようやく体調も戻りランニングも再開しました。まだ本調子の練習は出来ませんが、長引いたり古傷になるのは避けたいので慌てずに向き合っていきたいと思います。
今週のレースは湘南シクロクロス＠中井中央公園。80段の階段と崖をもコースにする選手泣かせの設計です。出走カテゴリーはU15（出走4名）。
自転車に乗れるところはまだしも、パワーがない将醐局員は階段や急斜面の押上げなどが苦手。しかも今回のコースはシケインが無く前走者との差を詰めるポイントが無い。
レースは1分差スタートでC3と、同タイム出走でU17（出走1名）と混走。目標はU17の選手について行くことと1分前にスタートしたC3の選手を含めてシングルでゴールすること。
日の出を迎えた後は汗ばむほどの気温に。スタート時刻から逆算して１時間前に
ブーステントの中でアップ開始。緩急取り混ぜながら30分ほどローラーを回す。
いつも通り、この日もアップ前（スタート1時間前）とアップ後（スタート30分前）にエナゲインを飲んでスタンバイ完了です。
この日のC3出走者は22名。後方に下がってきた選手を狭いコースの中でどれだけ効率よくパスできるかというポイントも大事な練習になります。
C3の1分後、いよいよレーススタート。
シクロクロスではスタートしてどれだけ早く前に出られるかでアドバンテージが決まる。狭いコースの中で蓋をされないように常に前でレースを進めることを心がける。
クリートキャッチもミスらずに先頭に出る。レース中なのに思わず笑顔になってる。
階段セクションまでは乗車でアドバンテージを守るも…
階段であっさり抜かされる。
前回の愛知牧場でも、パワーで勝敗が分かれる局面ではどうにも勝負にならない。成長して体格が伴うまでは仕方ない。
階段セクションでU17の選手に抜かされて舗装区間に出てきたところで8秒差。
今回のコースは舗装と直線が多く、階段や崖なども含めて「テクニカルというよりむしろパワー」が勝敗のカギになる感じ。
前走のU17の選手を追うも水を開けられ、程なくC3の選手に絡んでくる。
少しずつC3の選手を抜いてレースは進行するもののトップには追い付けず。この時間帯の選手としては8番目にゴールし何とか目標はクリア。
今回の反省は1周目のインフィールドでオーバースピードでコーナーに進入し落車した際に腹部を強打し、以降、力が入らなかったとのこと。これは昨年の東海シクロクロス@WNPのシケインでのトラブルと同様のミス。
「追う」のは良いが結果としてトラブルに見舞われるのであればもっと冷静になるべきでは？と思う。
また、無いものを求めても仕方ないとは思うものの、相変わらずのパワーの無さは何とかならないものかと毎回思わされる。
練習環境に恵まれていない中で競技をしていることを考えると、最後までベストな状態でレースを終えられなかったのはもったいない。
落車でダメージを受けた中でも結果としてU15では優勝できたものの、 今回のレースでももっと追い込む気構えで取り組んでもらいたいと感じたレースでした。
次回のレースは2月12日のCOUPE DE AACA、2023年の第1戦。
前回の大磯クリテリウムは腰の痛みでDNSだったので、今年のロードレース初戦になります。
今年のシクロシーズンも間もなく終了。ここからロードレースへとシフトしていくにあたり、意味のあるAACAになればと思います。
※今回もカメラマンの皆さんにたくさんの写真を提供していただき 、ありがたく使わせていただきました。
足場の悪い中、広い会場での撮影は大変だったと思います。いつもありがとうございます。
