久しぶりのサイクルイベントの出店＆将醐局員の出走でした。

去年は最後の直線でＫＮ君に刺されて２位で終わったこの大会。そのＫＮ君は今回はＵ１２に出走。
将醐局員はカテゴリー内では最高学年となる当たり年なので、かなり有利なレースになりました。

毎回レース前には課題を明確にして臨みますが、今回は「距離が２.４ｋｍしかないので、リアルスタート後はすぐに飛び出してそのままゴールへ」
シンプルです。

レース前にはいつものルーティン。
アグレッシブデザインの日焼け止めは子どもの肌でも安心。
特に後先考えず日向で遊び続けるキッズは、レース前に日差しで疲れてしまうこともあります。
この頃は何も言わなくても「ブース準備が済んだらアグレッシブデザイン」という意識が習慣付きました。
意識は高いのですが、塗りムラが気にならないのは男子あるあるですね。
鏡を見て確認する気はない模様です。

そしていつものアスリチューン。エナゲインとポケットエナジーをしっかり摂ります。「子どもに飲ませて意味あるんですか？」と聞かれることもあります。
理屈で考えれば、大人が使って意味があるものであれば子どもが使っても意味はあると思いますが、問題は「子どもにも安心して食べさせられる製品かどうか？」です。
カフェインが入っている製品や、内容成分の情報が少ない海外の製品は要注意。国内生産の製品でも、内容成分をしっかり確認した方が良いと思います。
言うまでもありませんが、私がアスリチューンの内容成分を把握しているので安心して使わせています。
むしろ、お菓子を食べられるよりも不安はありません。

そしてレース前にはローラーでアップ。
アスリチューンを飲む ⇒ ローラーで目いっぱい足を回す ⇒ 召集場所に行く
というのが一連の流れで、最近ようやく出走時間から逆算して自分で準備を進められるようになりました。
日常生活でも活かせれば良いのですが、学校の準備とは別のようです。

召集場所でU１２のレースを観戦します。
U９の２.４ｋｍ（１周）に対してU１２は７.２ｋｍ（３周）。大人顔負けの駆け引きもある激しいレース。
自分の姿を重ねているのか、緊張が襲ってきたようです。

もともと気が小さいので、レース前は必ずこんな感じになります。
「何考えてるの？」と聞いても「何でもない」と絶対教えてくれません。子どもなりに集中しているのかもしれません。

いよいよスタートグリッドに整列です。
今回の出走は１８名。
見知った顔もありますが、だからと言って緊張が解けるわけではありません。カメラを構えてみているこっちが緊張するほどカチカチ。

スタートまでのカウントが始まり、合図とともにスタート。
ローリングなので慌てて飛び出す必要はありませんが、良い位置をキープするためにすかさず前に出ます。
ここから先は何も指示することはできません。
次に姿が見えるのはリアルスタート後のコーナーを回った先。「勝ちたい」という気持ちを結実させることができるか？

見えた！
平林さんにサポートしてもらいつつ元気にペダルを回しています。後続は見えない。
ファーストアタックが決まった模様。この先は大きなトラブルさえなければ行ける！

このところのレースで「風が強かったら頭を低くしろよ」と伝えていましたが、しっかり頭に入っていたようです。
一年前、乗り換えたばかりのころはまだ大きすぎた機材ですが、最近ようやくサイズが合ってきたようです。

そのまま危なげなくレースを続け、ホームストレートに戻ってきたときも後続は見えず。
そして
無事に１位でゴール！なんか面白いポーズです。

チャンピオンジャージと副賞をいただきご満悦。
でも一番うれしいのは…
いつもレースの会場で一緒になるお友だちとの時間です。
日頃なかなか会うことは出来ませんが、学校の友達とは絶対にできない自転車の会話が楽しくて仕方ない。
そしてレースでの健闘をリスペクトしあえる貴重な機会。

その後も
マーカーを持ち出してコースを作って練習会を始めてみたり…
プールで水遊びしてみたり…。

とにかく楽しい時間ばかり続きます。
自転車が大好きな子ども同士が集まるわけですから、丸一日「天国」にいるようなもんですね。

撤収後、奇跡的にアクアラインの渋滞もなく１時間で帰着できました。
早朝からの移動と丸一日動き回ったおかげで車の中で電池切れ。
翌日は宮ケ瀬クリテに出走（出店）のため、早々に夢の中に落ちていったようです・・・。

今日も良く頑張りました。