涙の茨城シクロクロス#3から2週間。いよいよ「(本人曰く)絶対に勝ちたい大会」を迎えました。
相変わらず出番の有無に関わらずイベントについてくる将醐局員。
練習らしい練習ができない将醐局員にとっては、自転車に跨って過ごせる大事な時間です。
前日のAACAの出店から帰着したのは21時半。
早朝3時からの岐阜往復も慣れっこで、疲れを感じることなく当日は6時に自宅を出発。7時前に会場着です。
雨は夜のうちに止んで、当日は気持ちよく陽が差す絶好のシクロクロス日和。
いつかイベント主催できるようになったら、これのアスリチューンバージョン創りたいですね。
さて、いつもはブースがある中での出走ですが、今回はブース無しなのでカートに荷物を積んで駐車場からコースに移動。
ノースウェーブさんのブース裏に陣取らせていただき、出走の準備を進めます。
「自分でできることはやっておけよ」と声をかけてバイクをいじっているうちに、エナゲイン飲んでる写真を撮り漏らす。
せめてポケットエナジーの写真だけは…
実は「シクロクロス東京は絶対に優勝したい!」と強く想うあまり、前日から緊張気味。
この日も食事を摂りたがらず、アスリチューンを飲む表情にも不安が伺えます。
試走開始時刻になったのでコースイン。
試走は8時50分まででCK1は9時スタートなので、アップを兼ねて時間ギリギリまで走ります。
特に砂エリアを乗ってクリアできるのか?シケインの高さは?林の中のコース状況など、チェックしながら走ります。
試走時間が終わっていよいよ招集開始。今回は17名の出走。将醐局員のゼッケンは2です。
グリッドに並んでも緊張は取れず。むしろスタートが近づくにつれて表情は硬くなる一方。
これまでイベントで何度も顔を合わせているMCのシンジさんやアリーさんの問いかけにも満足に応えられません。
この表情…。大丈夫なのか?
とは言え、こればっかりは性格だから仕方ありません。
「勝ちたい」という思い入れが強ければ強いほど、スタート前はこんな感じになります。
「1コーナーで待ってるから思いっきり走っておいで」と声をかけて移動。
スピーカーから「スタート10秒前」のアナウンスが聞こえる頃、こちらはカメラを構えてスタンバイ完了。
スタートを知らせるホイッスルの音から数秒、ちびっこライダーたちが一斉に第一コーナーに入ってくる。
将醐局員は2位。
コーナーの先にはサンドエリアからのシケイン、そして林の中の狭いコースへと続く。
シケインまでにトップを取りたいところ。さてどうか!?
シケインでトップの選手をパス!
そのまま林のコースへ突入。ここはバイクの取り回しの得手不得手が大きく影響するエリア。
前日のAACA会場での練習が活かせれば、逃げ切りで勝てる可能性は大きい!
トレイルも冷静にかつ果敢に攻める。やはり前日の練習の成果はあった模様!
トレイルを終えて、舗装区間は後続を離すべくとにかく踏む!必死な表情で踏む!
アドバイス①「サンドエリアは、乗ってクリア出来なければ早めに切り替えて押した方が速い」
アドバイス②「コーナーが連続するトレイルエリアは視線を遠くに置いてアウトinアウト」
アドバイス③「前走者を抜くときは、安全な距離を取って躊躇わず一気に抜く」
緊張していたくせに、事前に受けたアドバイスをしっかり実行して冷静に周回を重ねていきます。
さあ、いよいよゴール直前!たくさんの観客の前を最後まで全力で踏みます。鬼気迫る表情!
そして・・・
ゴール!
本人が「絶対に勝ちたい!」と狙っていた大会で、しっかりと結果を出すことができました。
この後、遊びに応援に会場を走り回り、帰る間際まで自転車から降りなかった将醐局員。
予想通り、バイクは細かいところまで砂まみれでWAKO’Sのケミカルが大活躍でした…。
シクロクロスシーズンも終盤ですが、将醐局員の次回の出走は18日の湘南CX#3。
その後は3月11日の茨城CXがシクロクロスシーズンの走り納めになります。
あと2戦。
気持ちよく走り切って、ロードシーズンにつなげていきたいですね。
引き続き、応援よろしくお願いします。