自転車レースやトライアスロンでは運ぶ機材も大きくなります。
たくさんの道具を積む必要がある方の多くは大きな車を選ばざるを得ませんね。
また、ウルトラマラソンやトレイルランニングなどはフィールドが遠い場合が多いので、
休憩基地として車を活用するというシーンもあるでしょう。
こんな理由から、会場でよく見かける車がハイエースです。
魅力は「とにかく広い」こと。アスリチューン号は出店のテント機材他、自転車を積載しても余裕があります。
そして丁寧に走れば燃費も悪くない。高速道路では13-14km/lほど走ってくれます。
しかも軽油はガソリンより安い。
年間に4万km程度走るアスリチューン号の場合、この燃費の良さはとても大事です。
ただハイエースのディーゼルエンジン、最近は「面倒」が一つ増えました。
Adblue(アドブルー)の補充です。
これは排ガスを浄化するための液体で、
ハイエースの場合、約1000kmで1リットルのアドブルーを消費するそうです。
つまり走っているうちに徐々に減っていくということ。空になるとエンジンがかからなくなります。
先週末は COUPE DE AACA 第9戦にお伺いしてきました。
会場の長良川サービスセンターまでは横浜から約350km。慣れた道です。
8時に現地に現地に入るため、この日も3時に横浜発。
夏休みの間は早朝からの渋滞に苦しまされましたが、さすがに9月に入ればそんなことは無く、
道路もストレスなく流れています。
快調に車を走らせること約2時間、新静岡のSAを過ぎたあたりで警告灯が点りました。
オプティトロンメーターは輝度が高く、この「見たことの無い警告灯」の点灯の瞬間に気付きました。
まず最初に警告灯が転倒した時は何のトラブルか分からずドキドキしましたが、
しばらくして警告文が表示されて内容を把握できました。
とりあえず次の掛川PAに入ります。
ちなみにアドブルーが空になると、エンジンがかからなくなるようになっているようです。
残り2lになるとこの警告灯が表示されます。
「警告」と言ってもすぐにトラブルに繋がるようなものでなくてホッとしました。
トラックが給油するような大きなGSで補充ができるようです。
高速のGSでも恐らく補充可能でしょう。