本格的に自転車競技に取り組むようになって是非出場したかったのが四日市サイクルフェスティバル。
通称「四日市ジュニア」。
昨年、小学1・2年生クラスでエントリーするも、台風の影響で当日になって中止が決定。
雨の中をコースの試走だけで帰路につきました。
今年はこれまでとコースは同じものの「周回方向が逆になる」ということで、
8月のシマノ鈴鹿の帰りと9月に改めて試走をこなしての参戦となりました。
レース前日27日に受付・試走の設定があるものの、この日はレースイベント出店。
いつもは朝から帰るまで自転車で走り回り続ける将醐局員ですが、翌日のレース本番を控えてこの日は大人しく。
会場で静かにKINANの選手からバイクコントロールのレクチャーを受け、
キッズサイクリングで気持ちを高める。
そしてゴールはなぜかハンドルを投げる練習。
毎回付き合ってくれる選手の皆さんには頭が下がります。ありがとうございます。
帰る際には「明日の四日市、頑張れよ!」と声をかけていただき、テンション高く会場を後にしました。
この日は岐阜羽島のホテルに宿泊し、早く寝て翌日に備えました。
迎えたレース当日。
昨年とは打って変わって晴天、絶好のレース日和。
受付を済ませてヘルメットカバーを装着、関東からのお友だちとチェックのためコースインです。
アップではないので、コースの状況を確認するためだけに1周だけ。
試走を終えて寛いでいるとフラビオと奥さんに遭遇。
以前は日本のプロチームに所属していましたが今は故郷のイタリア戻っており、この夏は中学生のお友だちが海外のレースを経験するために下宿されていました。
子どもたちと一緒に記念写真。この中からまたイタリアでレースを経験する子が出てくるのが楽しみです。
さらに今年から高校生になって、いきなりインターハイロードで優勝した春雅ちゃんとも会えました。
「お互いに頑張ろうね」とエールを貰って嬉しくてたまりません。
お友だちをはじめ見知ったたくさんのお顔のおかげで、変な緊張やアウェイ感は感じずに済みました。
時間を見てローラでアップ。もちろんアスリチューンも忘れません。
そうこうしているうちにいよいよ招集時間。ゼッケン順に整列です。
将醐はNo.36。小3・4年生はNo.21からですから真ん中あたりです。
エントリー解禁日がイベント出店と重なってしまい、遅くなってしまいました。
4列目の並びですが、9.2kmのレースなのでレースの中で挽回してもらうしかありません。
本人もリラックスしている様子。
いよいよスタート。9.2kmの旅の始まりです。
待ち望んだレース。楽しんできて。
いつものクリテリウムタイプのレースではなく、スタートを見送ったらひたすら待つだけ。
途中の展開を見ることはできません。
本人が一番結果を残したいレースなので、細かいことは言わずに送り出します。
ゴール地点の手前、最終コーナーで待ちました。
上位2名の選手が後続を大きく離して先着。続いて3位の選手が単独で通過します。
その後ろに将醐局員を含む4位争いの集団が!
必死の形相。
ここを曲がれば後は登りの直線だけ。ラストスパート。頑張れ!
残念ながら7位。やはり中部エリア以西の選手は強いですね。
残念ですが完敗です。
この日に向けてたくさんの練習を重ねてきましたが、表彰対象の6位以内にすら入れませんでした。
でも本人は出し切った満足感からか、思いのほかすっきりした顔をしています。
スタート時にサイコンのスイッチを入れ忘れレースデータが取れなかったのは残念です。
本人にレースの内容を聞くと、いろいろあったようですが彼なりに頑張ったようです。
課題は明確になったので、この冬を大事に過ごしてまた来年に向けて頑張りましょう。
応援してくださった皆さん、ありがとうございました。