今年も始まった大磯クリテリウム。
既に第1戦は10月27日に開催されましたが、四日市ジュニアと日程重複のため不参加でした。
という理由で、アスリチューンにとっては今シーズンの開幕戦となった大磯クリテ、今シーズンから小学生チャンピオンクラスはU13のギヤ比規制対応レースになりました。
マトリックスさんと言いウォークライドさんと言い、関東のレースイベント主催者さんがキッズレーサーの育成に本気で取り組んでいただいて、本当にありがたく思います。
成長期の選手の身体に過度な負担をかけないだけでなく、ギヤ比を統一することで機材差が少なくなり、レースの展開・位置取りなどを考えないと先頭に絡むことができないという意味でも大変勉強になる機会になっています。
しかも10月から来年3月まで毎月開催されるので、前回の反省をすぐに活かすことができるという環境。
こういうレースが増えることを切に願います。
前日は茨城CXに参戦し、帰宅したのは23時。
辛くも「優勝」という目標を達成したのは良いが、レース後もお友だちと夜のコースサイドで自転車で遊びまわる無計画ぶり。まるでドッグランでリードを外された犬のよう。
翌日のレースをどう考えているのか…。とりあえずレース後と就寝前にスピードキュアを飲ませて大磯に備えます。
迎えたレース当日は5時前に出発。
日が昇り始め徐々に明るくなる中、会場に到着しすぐにブース設営開始。空気はひんやりしているものの風は穏やかです。
そうはいっても大磯。いつもの爆風と急変する天候に備えて、ブースはしっかりと風対策のウェイトで保全しておきます。
小学生の試走時間は11時前、将醐局員が出走する小学生チャンピオンクラスは11時25分のスタートです。昨シーズンまでは小学4~6年生クラスとの混走でしたが、今シーズンからは時間帯を分けて実施してくださいます。これもありがたいですね。
前日に続き、この日も余裕をもってエナゲインを SHOT IN!
準備運動とアップを済ませて試走に繰り出します。
お友だちと自転車で遊んでいるのかと見紛う楽しそうな顔。これは果たして試走なのか?
勝手の分かっているコースだからこそ、必要以上に緊張せずに走れるということなのか?
それでもグリッドに並ぶとこの表情。
今回は6名の出走で、これまでいろいろなレースで何度も一緒になっているメンバーです。昨日に続き、今回も表彰台の一番高いところを目標に5週のレース、いよいよスタートです。
(PHOTO:K.KAZUMA)
ついにスタート。ところが久しぶりのクリートキャッチミス。一気に5番手まで順位を下げます。
そうこうしている間に先頭のTO君とKN君はペースアップ。とにかく少しでも早く集団に追いつきたいところ。
(PHOTO:K.KAZUMA)
クランクを抜けて直線の下りで前走を追います。大丈夫。まだまだレースは始まったばかり。
(PHOTO:K.KAZUMA)
下りで追いつき、レースは振り出しへ。序盤の遅れを取り戻すのに足は使ったものの、傷は浅い。
(PHOTO:K.KAZUMA)
その後は先頭交代を繰り返しながら4周を消化。最終週に突入。
(PHOTO:K.KAZUMA)
小田原コーナーを立ち上がって最後の直線。いち早く抜け出したKN君が先頭を取る。
その後に続く3人が2位争い。さてどうなる?
(PHOTO:K.KAZUMA)
結果は残念ながら4位。踏み負けたというより、完全な展開ミスです。
ギヤ比がそろっているからこそ、ちょっとしたミスが命取りに。いい勉強でした。
リザルトはこちら。
帰宅したら恒例の動画チェックです。車載カメラだと全体の展開を見ることができませんが、ウォークライドさんのレースは全レース公式動画を上げてくれるので振り返りにとても便利。反省点が明確になります。
動画を見ると、相変わらず無駄な動きが多いのが良く分かります。課題として取り組んでいくことでいいレースができるようになるでしょう。今後に期待です。
身長のアドバンテージで勝てていた同級生クラスのレースとは違い、小学生チャンピオンクラスは上級生も多い。ギヤ比を揃えて機材差を少なくした中で勝敗を分けるのは、ほんのちょっとの差です。
でもその差は日頃の継続した努力から生まれてくるもので、最終的には「楽しいか?楽しくないか?」「好きか?それほど好きじゃないか?」が左右するとも思います。
勝てなかったレースの後も、ひたすらガッツポーズの練習を続けるくらいですから「楽しい!」し「好き!」なのも間違いないと思います。
こういう気持ちで取り組んでさえいれば、きっと結果はついてくるでしょう。
引き続き応援よろしくお願いします。