冬場のブース出店はキツいです。何がって、寒さです。

気温一桁は言うまでもなく、場合によっては氷点下での出店だってあります。そんな出店が毎週あるわけですから出来るだけストレスを少なくしないと身体がもちません。

冬になると、防寒対策として横幕を張って灯油ストーブを焚きます。よほど風が強くなければ、この装備で屋外の活動も快適に過ごすことができます。
横幕・ストーブ・燃料用の灯油。
さらに、スタッドレスタイヤは履いているものの大雪に備えて滑り止め用のゴムチェーンも携行するので、冬装備になるとハイエースの荷台は満載です。
３シーズンは車の中に収納できていた将醐局員のバイクも、この時期は狭い空間に積み込むのが難しい。しかも最近はサドルも高くなってきたのでなおさらです。

ということで、いよいよバイクキャリアを導入することにしました。

これまでも、特にシクロクロスの後は泥だらけのバイクを車内に積み込むのは躊躇していましたが、サイズ的にも厳しくなってきたので、サイクルキャリアの導入を検討していました。

まず、車高が高いのでルーフキャリアは不可。背面キャリアの中から選ぶことにしました。
当初は「ヒッチメンバーを取り付けてヒッチキャリアを」とも思いましたが、そうすると全長が長くなる。使用しないときは折りたためるとは言え、折りたたんでも結構な長さになります。

そこで目を付けたのがホワイトハウスさんで取り扱いのあるリアマウント型サイクルキャリアＳＣ－０１。フロント・リアのホイールとフレーム、合計３か所をラッチ付のベルトで固定するタイプ。

バックドアへの負担は否めないものの、折りたたみ時の突き出しは約３０ｃｍほど。駐車スペース的にもこれなら問題ありません。
「買うならこれかな」と思いつつも踏ん切りがつけられなかったところ、たまたま先日出店したスズカ８時間エンデューロの２つ隣のブースにホワイトハウスさんが出店、キャリアの現物を拝見できました。

予想以上に重量も軽く取り扱いも簡単そう。しかも消費税分サービスということでその場で購入を決断し、４日後には自宅に届きました。
早速装着したらこんな感じ。
２台積み仕様にしましたが、必要以上に重くすることは無意味だしこれで十分でしょう。

既に茨城ＣＸと大磯クリテリウムの出店の際に将醐局員のバイクを積載してみましたが、しっかり固定されて不安感はありません。汚れたバイクを車内に入れなくてよいのは精神衛生的にもプラスです。
何よりも、ストーブや横幕・タイヤチェーンなどの冬装備がストレスなく積載できるのは、ブース準備・撤収の際にも非常に便利です。
多少狭くなるのは否めませんが、このキャリアを活用すれば荷台エリアに就寝スペースを確保することもできるかも？

アスリチューン号の場合、何よりも優先すべきはブース備品が確実に・しっかりと積載できること。
一番安心できるバイクの輸送方法は車内積載であることは間違いありませんが、それが難しければ外積みしかありません。
今回、安心して積載できるリアマウント型サイクルキャリアの導入は、これまでと比べて予想以上に準備・撤収の効率化につながりました。こんなに使い勝手が良くなるならもっと早く導入すればよかった。

今回導入したＳＣ－０１、ワンボックスタイプの車であれば使用可能のようです。使用している車種や車に対する考え方（バックドアに負荷をかけたくないなど）、使用頻度などで選ぶべきタイプは変わってくるかもしれませんが、車高が高い車で荷物が多い方や乗員スペースを確保したい方にはおススメのキャリアです。