スピードキュアのおすすめタイミングは「運動直後」。
その理由を2回のブログでまとめました。
「身体に入ってきた機能性成分を血流に乗せて運べるから」という理由で運動直後なのであれば、運動直前に使用する製品はどうなんでしょう?
そう。エナゲインの場合です。
スタート直後からパフォーマンスを爆発させるのを求められる競技で、日本代表級のサポートアスリートの間でもエナゲインの機能は大変頼りにされています。
結果を求められる立場の選手に支持されているのは、開発者としても身が引き締まる想いです。
このエナゲインにも、スピードキュアと同じように大変多くの機能性成分を使用しています。
持久力向上が期待できるイミダペプチド(チキンエキス)、エネルギー産生に深くかかわるコエンザイムQ10、スポーツパフォーマンスの維持・向上に関わるBCAAなど、多くの方に持久力の向上が体感できるように工夫しています。
また、パッケージを見ていただくと「L-シトルリン」「生姜エキス」という成分が入っています。
この成分はどんな働きがあるのか?
この2つの素材は、まさに「血流」を意識して採用しています。
L-シトルリンは血管拡張作用が期待できる成分。血管を広げることで、血流の増加を期待しています。
また「身体を温める成分」としてよく知られる生姜エキスですが、こちらは誤解されやすいので仕組みを説明しておきます。
「身体を温める」と聞くと、多くの方が体温の上昇をイメージすると思います。
ユーザーさんからも「夏場に使って体温が上がりすぎることはありませんか?」と質問をいただくこともあります。
生姜エキスも血管、特に末梢血管(毛細血管)の血流を改善する働きが報告されています。
私たちが「冷え」を感じるのは、特に冬場、身体の表面に近い血管が収縮することで身体の深部にある温かい血液が届きにくくなることが原因です。
暖かい血液が巡るようになると「身体が温まった(と感じる)」という理屈であって、36度の平熱が37度に上がるというようなものではありません。
冬場は外気温と体温の差が大きく、また大会によっては招集からスタートまで非常に長時間待たされることがあります。また、夏場のレースでも冷たい雨に晒されて寒さを感じることはあります。
エナゲインを飲んでいても「寒いものは寒い」ですが、「エナゲインのおかげで冷え切らなくて済みました」という声は耳にします。
一方、「エナゲインのせいで体温が異常に上昇して困りました」という声は聞いたことはありません。
ヒトは暑い時は汗をかき、気化熱で肌を冷やす仕組みになっています。また、体温が上がりすぎたとき、首や鼠径部を冷やすと体温を下げやすいともいわれます。
血液の役割の一つに「体温の調節」もあり、皮膚に近い血管を流れている血液を温めたり冷やしたりすることで効率よく体温を調整することができるということでしょう。
話を戻しますが、持久力向上処方のエナゲインに血流に関わる成分を入れたのは、運動前であっても血流を良くし、摂り入れた機能性成分を身体の隅々まで届けられるように工夫したものです。
運動中であれば既に血液の流れが良くなっていますが、運動前はそうではない。
この状態で機能性成分の働きを期待しても、体感が得られないと考えたからです。
機能性成分の原価は安くありません。
ある程度体感が得られる量を入れるとなると、製品原価全体に大きな影響を与えます。
「成分名だけ書ければ良い」「機能性成分が入っていさえすれば良い」のであれば、原価は低く抑えることができます。
ですが、ユーザーが求めているのは「効きそうなイメージ」ではなく「体感」のはず。
処方した成分やその組み合わせだけではなく、製品を使うことで「体感」が得られるように工夫し、製品の独自性を追求した製品がアスリチューンシリーズです。