実はひそかにファンが多い「スピードキュア」、その使用するタイミングについて記載しているうちに非常に長くなってしまいました。
まずは前回のブログから見ていただくと分かりやすいと思います。
前回のブログで伝えたかった主な点は
- 消化吸収を経て成分が身体の中に摂りこまれ、身体の各部に運ばれてはじめて機能を発揮する。
- 運動中は筋肉に血液（＝体内の輸送トラック。酸素や栄養・機能性成分の運搬を担う）が集中し、消化器官をはじめとする内臓への血流は低下、内臓の機能は低下している状態。
この２点です。
パッケージの裏を見ていただくとわかるように、スピードキュアには多くの機能性食品原料を使用しています。
疲労回復処方のスピードキュア。翌日に疲れが残らないようにすることを意図して製品開発しました。
特にポイントを置いたのは、肝臓の機能を高められる処方にした点です。
スポーツで酷使した身体はエネルギーを使い果たし、筋肉をはじめ身体の各部はダメージを受けています。
身体を正常に保つための必要な様々な物質が枯渇している状態。また疲労物質や老廃物も生じていることでしょう。
体内でエネルギーや筋肉の元を産生するのは肝臓の役目。また老廃物などの不要なものを分解・処理するのも肝臓です。
身体に必要なものを作り出し、不要なものを分解する。肝臓はいわば「体内の合成・処理工場」とも言えます。
スポーツの後、身体を正常な状態に戻すために肝臓は稼働し続けなければなりません。
幸いなことに、それまで筋肉に集中していた血液は内臓に供給され始めますので、肝臓にも必要な栄養素や酸素が運ばれるようになります。
肝臓という合成・分解工場が活発に稼働できる環境が整えられると考えてください。
持久力向上だけではなく、疲労回復にもデータのあるイミダペプチド（アンセリンカルノシン）を主原料に、お酒の後に使うこと（アルコールの分解）を目的としたサプリメントに使われることが多い「オルニチン」、エネルギー産生に不可欠なビタミンＢ群を使用しているのにはこういった理由があります。
横道にそれますが、深酒の翌日に二日酔いでだるさを感じるのは、肝臓が大量のアルコールの分解をさせられることが原因でオーバーワークに陥っているという状態です。こういう時に「オルニチンが含まれるしじみの味噌汁」が欲しくなるのは、本能的に身体が欲しているからでしょう。
しじみ味ではありませんが、スピードキュアの裏技で「アルコール対策」に利用してくださる方もいるようです。
また、運動直後は体内の血液循環が活発な状態です。
このタイミングでスピードキュアを使うことで、内容成分が素早く身体の隅々まで届けられることを期待しているので、「ゴールデンタイムは運動直後」とお伝えしています。
では、「『直後』というタイミングを逃したら意味がないのか？」とも聞かれますが、そんなことはありません。
前述のように、運動後に血液の巡りが良いタイミングがあれば、その時に使うのも一つの方法です。
例えばお風呂上り。
特に、ダメージを受けた身体が修復されるのは夜（就寝中）なので、入浴後・就寝前に使用するのも良いと思います。
疲労度が大きい場合は、運動直後だけでなく就寝前の「追いスピードキュア」は有効です。
ハードな練習時にも使用することで翌日も質の高い練習が期待できるでしょう。またスポーツを楽しんだ翌日、社会人としての責任をしっかり果たす必要がある方も多いと思います。
さらに日々の仕事疲れ対策に、スポーツ関係なく日常使いしている方もいらっしゃいます。夏バテの時期が近づいていますが、是非こういった使い方も参考にしていただければ幸いです。
自分のライフスタイルに合った、上手い使い方を探してみてください。
これからもスピードキュアをかわいがっていただきますよう、よろしくお願いします。
