アスリチューンを広げるべく夏も冬も出店を続けること5年。
自分「だけ」は熱中症にはならないと思っていました。
中部エリアのサイクルシーンの中でも、参加しやすいエントリーフィとレベルの高さで存在感を示しているCOUPE DE AACA。
会場に機材車ごと乗り入れるために、毎回8時前には会場に入っています。
そのため、自宅を出るのは毎回3時ごろ。
「お盆とは言え、その時間なら渋滞もないだろう」と高を括って、今回もそのスケジュールで出発しました。
ところが…
①「横浜町田から大井松田、渋滞25km(110分)」の表示…。
これを避けるために、急遽、相模原から圏央道⇒中央高速経由のルートに変更し会場を目指すも
②途中の相模湖でも渋滞にハマり、ドキドキしながらひた走ってようやく岐阜入り。
「この調子なら大きく遅れずに到着できる」とホッとするも束の間、
③小牧JCTからまたまた渋滞25km(100分)…。
ここで名古屋高速でのアクセスに再びルートを変更。何とか8時20分に会場入りできました。
現場について慌ただしくブースを設置していると、滴り落ちる尋常ではない量の汗。
チカチカしだす視界。いつもと違うダルさ。
それでも「ただの睡眠不足」としか思わずに過ごしていると徐々に頭痛が。
この時点で「これが噂の熱中症か!」と気付きました。
その後、スポーツドリンクと塩分をしっかり摂って対策を取りましたがなかなか頭痛は取れず。
その夜はスピードキュア飲んでしっかり睡眠を取って、翌日にはスッキリしましたが。
今まで体調不良とは無縁でしたが、今回は様々な要因が重なったのが影響したようです。
①睡眠不足
②(渋滞によるルート変更などの)長時間の緊張状態
③時間に大きく遅れず安堵したことでの急激な緊張の緩和
④異常な高温・多湿
まとめた内容を見ると「こんな要因が重なれば身体に負担はあるよね」と思います。
特に負担が大きかったのが、時間に追われて渋滞回避ルートを探しながらの400kmの移動。
そのストレスたるや相当なものだったのでしょう。
そして、もしかしたらかなり大きなウェイトを占めているのが、会場に到着した時の安堵。
急激で大きな気温の差も体に大きな負担をかけますが、緊張からの緩和も同じようです。
今回はこれらの要因が重なって不覚にも熱中症の症状が出てしまいましたが、特別なことではありません。
自転車レースに限らず、マラソン(ウルトラマラソン含む)もトレイルランニングも
持久系スポーツのほとんどは自然のフィールドで開催されるケースが多いです。
ようやく仕事が終わり、夜の移動でレース会場に直行して車内で仮眠。
そのまま慌ただしくレースに出場するという状況は、ワーキングアスリートなら普通にあり得ます。
恥ずかしながら「自分だけは体調を崩すはずは無い」という自信は、過信でしかありませんでした。
最高のアイテム・得意なコース・事前のトレーニング、そしてお気に入りの補給食。
もちろん競技を楽しむためにはどれも欠かせませんが、
全て余裕を持った行動こそがベストパフォーマンスに繋がるということを実感させられたAACAでした。
皆様もお気をつけて。
アスリチューンのオフィシャルネットショップはこちらです。