チャレンジロードでは無事連覇を果たした将醐局員。
本来であれば翌週には大磯クリテの最終戦があるはずでしたが、あいにくの悪天候で中止。
2週間ぶりのレースとなりました。
前日は岐阜で開催されたCOUPE DE AACAに出店し、17時に会場を出てホテルに入ったのは23時。
出店社の入場は4時過ぎなので3時にはホテルを出なくてはなりません。
相変わらずハードなスケジュールの中での出走ですが仕方ありません。
朝5時の時点では少しひんやりしていましたが、徐々に気温は上昇。最終的には30度直前を記録したそうです。
まだ暑さに身体が慣れていない5月。暑さ対策に予想以上にエネルギーが消費されます。
この日はスタート前にポケットエナジー2本飲んでから出陣です。
将醐局員が出走するのはキッズレース3km。小学1~3年生が対象です。この日の出走人数は54名。
人数は多いですがコース幅の広いサーキットでのレースなので少し安心です。
とはいえ、結果を求めるならスタート位置が大事なのは言う間でもありません。
特にレース経験の差が大きいこの年齢ではスタート直後に落車があるケースも多く、巻き込まれないためには最前列が吉です。
ということで…
今回はブースにたくさんのお客さまが来て下さり召集に連れていけませんでしたが、お友だちのお父さんが連れて行ってくれました。
いつも皆さんに助けて頂いています。ありがとうございます。
4月に進級して3年生になった将醐局員。このカテゴリーの中では最上級生です。
「様子を見るのではなく、最初から最後まで全力で走ってぶっちぎりで優勝すること」。今回の課題です。
いよいよスタート!最初から飛び出す!
「先導の選手は気にせず抜いて良いから」と教えた通り、気兼ねなく先導のプロ選手をかわしていく。コーナーに消えていくとその先は何が起こるか分からない。
全2周のレース。状況が分かるのは1周目の最終コーナー。姿が見えるまでただ待つ。
見えた。後続を大きくリードしてホームストレートを飛ばす。
「ぶっちぎりの優勝」を目指して、下ハン握って必死にペダルを回す。
完全に一人旅の状態で2周目に突入。後続との差を考えると、トラブルさえなければこのまま行けそうな感じ。
ただ、終わるまで何が起こるか分からないのがレース。
特にコース全体が見渡せないもてぎは、見えないところで落車やメカトラが起こっても情報が全く入ってこない。
祈りながら待つだけ。
見えた。
同じカテゴリーの周回遅れの選手をパスしつつ、ゴールに向かって最後まで踏み切る。
後続は見えない。このまま昨年に続きチャンピオンジャージを獲得できそう!
ゴール!
スタート前は相変わらず緊張していましたが、無事に目標達成です。
その後はエントリーしている7時間エンデューロを走らせていただきながら、日頃の練習不足を補う。
ただ5月にしては異常なほどの暑さなので、無理せずに時々休みながら走ることを約束させる。
途中で戻って来ると「龍太郎がピンチだから助けてくる!」と、意味不明なコメントを残すとボトルを2本持って再びコースイン。
龍太郎選手のブログで状況が分かりました。
レースが終わると龍太郎選手に写真を撮らせてもらい、楽しかった一日が終了。
前日は3時に自宅を出発。当日は4時に会場に入って22時に自宅着。大好きな自転車を思いっきり楽しんだ2日間でした。
2018年に入って18戦目のレースは、無事に14回目の優勝で終わりました。
次のレースは5月6日のしもふさクリテ。こちらもカテゴリーの中では最上級生としての出走です。
恥ずかしくない、後輩たちの見本になるようなレースを展開できるように頑張ってもらいたいと思います。