【アスリチューン広報宣伝日誌】局員将醐の活動報告（2017.11.26 もてぎエンデューロ）

前回の大磯クリテリウムでも優勝できなかった将醐局員。
自転車熱が下がっているわけでもなく本人はいたって真摯に取り組んでいるのですが、結果が伴いません。
まあ、練習していないので当然ですが…。ラッキーが続くほど甘くないのです。

大磯の後、練習不足を補うべくスズカ８時間エンデューロ出店の際には8時間ソロにエントリーした将醐局員ですが、あいにくの雨と風と気温の低さに思ったほど走れませんでした。

こうして迎えた今回のもてぎエンデューロ。
前回の大磯の覇者KN君と、シクロもロードも高いレベルのパフォーマンスを発揮するKS君。２人のライバルと一緒に走れるとあって、練習不足は否めないものの高ぶった気持ちで当日を迎えました。

出店社の会場入りは４時。１時に自宅を出発してもてぎに向かいます。道中は寝ているとはいえ、やはり万全な体制とは言えませんが仕方ありません。
会場入りしてすぐに出店準備。しばらくは荷物運びなどを手伝っていましたが、あまりの寒さに音を上げてヒーターを入れた車に避難。そのまま試走の時間を待ちます。
この時の時刻は５時。７時の試走開始まで、しばらく休ませます。
あまりの寒さに「今日は赤いのも飲んでから行く」とエナゲインを補給。
そしてアグレッシブデザインのリップクリーム「エメレ」を塗って、アイウェアはCLTの「Sychri」でバッチリ。使うアイテムだけはトップの選手並みです。

今回の小学低学年カテゴリーのエントリー数は６６名。走力の差が大きいクラスだけに、後ろに並ばされると前に出るのが難しくなるだけでなく、転倒に巻き込まれるリスクも高くなります。寒い中、長時間待たせるのもどうかと思いますが、前を確保するメリットを選びました。
「ブース運営があるから一緒に行けないけど、試走が終わったらすぐに召集場所に行くこと。」
「待ち時間が長く寒いから、ベンチコートを着て召集場所に行くこと。」
たったこれだけのことですが、意図を理解しているのかどうか不安でなりません…。

ブースで見送り、時間ギリギリにスタートエリアに行ってみると・・・
しっかりと一番前を押さえていました。まず最初のハードルはクリア。
後はしっかりとライバルの２名を意識して走れるかどうか。さあ、どうなる？

いよいよスタート！前には数人の選手がいますが、まだ十分に挽回可能でしょう。

コーナーの向こう側に消えていった後は、ホームストレートに戻って来るまで状況は分かりません。とても長い３分弱。
しばらくすると、トップが見えてきました！
バイクにピントが合っちまった…。ブラーゼンの選手の先導でトップで戻ってきたのは将醐局員！後ろにピッタリつかれていますが、ライバルの２人ではありません。ということは、この後に新しい展開があるということか？
規程の周回数は２周。次にホームストレートに戻って来るときにはすべてが明らかになるでしょう。

トップで戻ってきたのはKS君！ぶっちぎりです。将醐局員はかなり水をあけられている模様。これは２位もヤバいぞ！

２位に入ったのはKN君！１周目はトップだったのに２周目でやられました。
春に続いての２連覇はならず。残念でした。

リザルトはこちら。トップとは８秒差。２位とは２秒差の３位でした。
頑張ったんだろうけど、春よりも３０秒も遅い理由は謎です。逆に言えば今回の記録から３０秒短縮できる可能性はあるわけで、次回のレースに期待しましょう。

表彰式。「チャンピオンジャージ欲しい！」と言っていましたが、今回は手が届きませんでした。本人があっけらかんと「KS君速かったー。」というほど歯が立たなかった模様。
せっかくなので、表彰台を降りた後で３人で写真を撮らせてもらいました。
小学校低学年ながら本当に自転車が好きな３人。レースでは競いますが走り終わればお互いの健闘をしっかり称えることができる立派なアスリートです。
このまま競技を続けていったら、将来どんな活躍をするのか楽しみです。