イベント会場で「最近、息子さんのレース少ないですね」と声をかけられることがありますが、レース数は昨年とそれほど変わっていません。ただ更新していないだけです。すいません。
1年の中で将醐局員がポイントを置いているレースはいくつかありますが、特に今回の四日市のレースは9kmの公道を使ったレースということもあって本人も楽しみにしていました。
前日の受付と試走に間に合うように、26日(土)は朝6時半に自宅を出発。かなり余裕をもって考えたつもりでしたが、大井松田の先で起こった事故の影響で現地に着いたのは13時。
受付を済ませるや否や、いつもレースで一緒になるみんなと試走しに行きました。
試走から戻ってくると子どもたちは前夜祭へ。大人たちはバイクのケアを。
もちろん会場入りする前に戦車・調整などは済ませていますが、本番に向けて再度ドライブ系のチェックと洗浄・注油を済ませます。
「最近知ったこの洗浄液が凄い」とか「このオイルは衝撃的だった」とか、こういう時間の情報交換は本当に有益です。
早めにホテルに戻り食事を済ませ、翌日に向けての身体の準備です。
レース前日、就寝前のスピードキュアはいつものことながら、今回は特別にアグレッシブデザインの「ウルス」を使用してマッサージも。値段は張りますが効果は抜群。激戦に備えて筋肉をしっかりケアしておきます。
迎えたレース当日。6時に会場入り。支度を済ませた後は忘れずに出走サインを。
ちなみに今回のレース、将醐局員のゼッケンは「2」です。
ゼッケン順にグリッドに並ぶということで、昨年(4列目)の反省を踏まえ少しでも早い番号を取るべく、エントリー開始時に頑張りました(親が)。今回は最前列でスタートできます。
サインを終えると召集までの時間にお友だちとローラーを並べてアップ。もちろんアスリチューンも忘れません。
お友だちだけではなく、レースで顔を合わせる選手も多く出走するのでアウェイ感はあまりありませんが、それでもレース前に緊張するのはいつもと同じ。「勝ち負けよりも楽しんでおいで」と送り出します。
招集場所からスタート位置に移動して合図を待ちます。
バイクの先導でローリングスタート。前回と同じならば、四日市スポーツランドを過ぎたあたりでリリースでしょう。
このスタートラインに立つまでいろいろなシミュレーションを行い作戦を話し合ってきましたが、後は本人のレースセンスに任せるしかありません。
スタートを見送った後は親ができるのは応援だけ。最終コーナーに移動して、途中の展開が分からない中でドキドキしながら戻ってくるのを待ちます。
待つこと約15分。ようやく先頭の4人が見えてきました。先頭は将醐局員。
何とか先頭集団でレースを展開できた模様。
そして最終コーナーはトップでクリア。あとは150mを上り切ってゴールラインを越えるだけですが、ここで2名の選手に刺されて3位でゴール。
ちなみに昨年の優勝タイムよりも30秒早くゴールラインを越えましたが、てっぺんには届きませんでした。
夏のシマノ鈴鹿に続き、今回の四日市ジュニアでも目標をクリアすることはできませんでした。今回の順位では、鈴鹿2日目の覇者が優勝、1日目の覇者が2位という結果。
今年の夏、2日連続で味わった悔しさを晴らしたいと練習を重ねてきましたが、まだ足りなかったようです。
それでも、去年は惜しくも逃した表彰ステージに上がることができたのは、ひたむきに取り組んできた努力に対するご褒美でした。
来年、もしこの大会に再び出場するのであれば、修正図べき点・強化すべき点がたくさんあります。逆に言えば、目標をもって取り組めばまだまだ上位に食い込める可能性はあるともいえるかもしれません。
理論や理屈を頭で理解するのは難しい。とにかく実践を重ねて勝負勘を養う機会を重ねていきたいと思います。
表彰式が終わった後、一緒に走ってくれた1・2位の選手と写真を撮らせていただきました。
おそらく今後も何度も顔を合わせ、一緒に走る機会があると思います。いつの日か必ずリベンジできるよう、その時まで切磋琢磨できる間柄でいてくれればありがたいです。
また今回のレースは、親としては最終コーナーで見送った後はゴールに向かう息子の背中を見続けるしかできませんでしたが、ゴールへの最後の直線であちこちから「将醐!」と声をかけていただきました。
結果的には声援にお応えすることができませんでしたが本当に力になりました。
ありがとうございました。
またこれからも、気持ちのこもったレースをお見せできるよう、親子で努力していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。