１２月９日は兵庫県の国崎クリーンセンターで開催された「里山スプリントヒルクライム」でした。
もちろんアスリチューンブースも出店。開会式では参加賞で全員にお配りした製品説明のお仕事を。

施設の入り口への約８００ｍの道路を使用して行うヒルクライムレース。
距離は短いですがひたすら登り。平均斜度約６~７%くらいですかね。

当日の天候は曇り。
とは言え朝から乾いた雪がちらつく寒さ。気温は２℃。
しっかりとエナゲインで温かい血液が巡りやすくしておきます。

将醐局員は小学校高学年クラスに参戦させてもらいました。
関西のシクロクロスシーンでは常に上位にいる選手や四日市ジュニアの優勝選手も参加します。
足の使い方や駆け引きも求められ、勉強になる経験になりそうです。

このクラスのエントリーは１０人。
２組の予選（５人中３人勝ち上がり）敗者復活戦（１位のみ）の後、決勝となります。

予選は四日市ジュニアの優勝選手と同組。

上位でゴールすれば決勝に進むことはできますが、そこはやはりキッズとは言え競技者。
ゴール前ではしっかりスプリント勝負を挑みました。
結局予選は２位で通過。同じ組に出走したチームメンバーも３位で予選クリア。
次の組に出走した別メンバーは惜しくも予選落ちし、敗者復活戦に望みをかけます。

敗者復活戦では予選を通過した２名がチームメンバーをサポートします。
「自分のペースで走れば大丈夫だから」「クリートキャッチをミスらないように」
など、一丁前にアドバイスをしつつ一緒にスタート地点に向かいます。

 

こうしてスタートした敗者復活戦。
予選から時間は立っているものの、８００ｍながらハードなコース。
体力の乏しい小学生は体力も消耗しています。

スタートと同時に「慌てないで大丈夫」「自分のペースで」などと
チームメンバーに声をかけながら歩道を自分のバイクで並走する将醐局員。
応援を受ける選手も、中盤で他選手に先行されながらも
「頑張れ！」「ペース上げて！」の声を受けてジワジワさを詰めます。
（「自分のペースで」がどこに行ってしまったのかは謎…）
最終局面でしっかりかわして、なんとトップでゴール！
応援し続けた将醐局員もチームメイトの勝利で嬉しい瞬間です。

こうして決勝戦にはチームメンバー３人全員が駒を進めることができました。

いよいよ決勝戦。７名で争われます。
強豪相手に怯むことなく、（考えなしに）序盤から先行しますが
そのまま逃がしてくれる相手ではありません。
中盤で捕らえられ、あっさり抜かれて３位でゴール。
積極的なレースだったので良しとしましょう。

ゴール後は一緒に戦った選手に「おめでとう」を言いに行き、しばし談笑。
レースは勝てませんでしたが、しっかりと「勝者を祝福する」という心構えも身に付いてきたようです。

展開も考えられず我慢も出来ない将醐局員ですが、
チームメイトを思いやり、思いっきり走り切るいい経験ができました。

レース後はみんなで記念撮影。
たった６０数名のイベント・距離も短いレースですが、充実感は大きかったですね。

そういえば、今回はＪ：ＣＯＭさんの取材も入りました。
ちゃっかり将醐局員もインタビューを受けたりレース映像を撮ってもらったり。
インタビューには「前半は良かったけど後半タレちゃったので次は気を付けたいと思います」
と生意気に答えています。

仲間のサポートやテレビの取材という貴重な経験をさせていただき、ブースを撤収して帰路につきます。
それにしても、横浜までの５００ｋｍ・７時間はキツかった…。

 

将醐局員、次回の出走は１６日の東海ＣＸ第４戦（ＷＮＰ）です。
なかなか一番高いところに上らせてくれない東海ＣＸですが、課題は明確なのでチャレンジあるのみ。
本人もお年玉額を少しでも加算できるよう、テンション高めに日々を過ごしています。
きっと良いレースをしてくれるでしょう。

引き続き応援よろしくお願いします。