準備はしていました。
実走の機会が少ないなりにローラーに乗ったりレースの映像を見てイメージを沸かせたり。
それでもやはりレベルは高く2年連続優勝は言うに及ばず、表彰台すら果たせませんでした。
レース前日の17日(金曜日)は20時に就寝。
夜の間に移動するため車の中で寝られるとは言え、少しでも質の良い睡眠を考えてのことでした。
23時30分に起床。24時に自宅を出発します。
1週間前のAACA出店の際、横浜町田から大井松田までの事故渋滞で痛い目を見たので、
時間にかなり余裕を見ました。
今回は渋滞も無く道路も空いていました。せっかくなので燃費チャレンジを実施。その結果…
5時前に到着。平均燃費は14.5km/L。上出来です。
5時半からの受け付け開始に向けて会場に向かいます。
いつもは出店が伴うので会場まで車を乗り入れますが、この日は出店は無し。
駐車場からクーラーボックスやローラー台を満載したカートを引っ張りながら坂を越えて歩きます。
日頃どれだけ恵まれているかを実感しました。
アグレッシブデザインの日焼け止めを塗り、アスリチューンを飲むというルーティンはいつもと変わらず。
召集場所ではゼッケン順に並ぶのが分かっているので慌てずに向かう。
スタートラインで前を取るためには抜かされないように気を遣うだけなので去年よりも状況は良い。
これも予定通り。
さらにスタート直前の唇が青ざめるほどのド緊張。これもいつも通り。
昨年のリザルトから、このレースでの有力選手はある程度把握していました。
最初から前に出ないと何もできずに終わってしまう。
スタートしたらすぐ積極的に前に出る作戦。
スタートは良かった。スタート「だけ」は。
その後、ホームストレートの長い登りの区間で既にトップからは離されていた模様。
先頭2名からは大きく水を開けられ2周目に突入。
ぴったり後ろに付かれながら周回を重ねる。
早いうちに振り切りたいところ。温存された足でゴールスプリントには持ち込まれたくない。
コーナーの向こうに消えた後はホームストレートに戻って来るまで分からない。
どうなるか?
結局振り切ることができず最終のホームストレート。
ゴールスプリントに持ち込まれて、ライン際のハンドルの投げ合い!
さあ、勝ったのはどっちか!?
まあ仕方ない。翌日のリベンジを目論みます。
そして迎えた翌日。
昨日の悔しさをバネに今日こそ頑張って欲しい。
アスリチューンにアグレッシブデザインというルーティンは前日と同じ。
違うのは召集場所で待機中にも日差しが強いので、傘を持って自衛したこと。
さあ、体力温存作戦が功を奏するのか!?
いよいよ2日目スタート!
初日と同じく、出だしは良い!今日はこのまま良いレースをして欲しい!
トップが2周目のラインを通過。
「そろそろ将醐も戻って来る頃か?」と待てど暮らせど一向に戻ってこない。
「もしかして落車か!?」と思うがアナウンスは入らない。
そうこうしているうちにようやく戻って来る。順位は12位くらいか?
しかも全く精彩がない。
怪我もないようなので落車じゃないとすると、メカトラ?
うーん。何だろう?
トップに水を開けられすぎて心が折れたか?
何とかゴールするもこのありさま。
久しぶりに見る姿です。CSCクリテでラインをふさがれて接触された時以来。
何かあったんでしょう。
先にゴールしたお友だちと一緒にコースアウトするも悔しくて顔を上げられない。
この後事情を聴きましたが、要は「自分が未熟なだけじゃん」という内容でした。
で、リザルトがこちら。
前日よりも20秒以上遅い。
本人は否定していますが、完全に心が折れたんでしょう…。
ただ、前日の夜中に走って睡眠不足で走ったからなのか?また1日目のレースの後に遊びすぎたのか?
2日とも心拍はスタート直後から200bpm近くに跳ね上がっていました。
これではパフォーマンスが上がらないのも頷けます。
アスリチューンよりも十分な睡眠と休養が大事です。
夏のレースは今までも経験していますが、やはり睡眠不足はリズムを崩しますね。
応援してくださった方には不甲斐ない結果に終わり申し訳ありません。
が、本人の自転車熱は下がりません。
早々に四日市ジュニアに気持ちを切り替え、「コース試走に行きたい」というので寄ってきました。
おかげで帰りの高速は大渋滞にハマりましたが…。
恐らく今の状態だと四日市での勝利は難しいと思いますが、それでも事前の下見は意味はあるはず。
「出し切れるレース」を目指して頑張ります。
練習や機材の調整だけでなく、レースに臨むときの体調管理も再考する必要がありそうです。
身体は大きくてもまだ9歳。
自己管理を求めるにも限界があるので、サポートできることはしていこうと思います。
今回はスッキリしないレースになってしまいました。原因も分かっています。
課題を明確にして今後のレースを重ね、取り組み方を見直して出直します。
応援ありがとうございました。