アスリチューンのブースが初めて大磯クリテリウムに出店したのは4年前。2014年1月26日でした。
当時、アスリチューンが発売されて2年目。「アスリチューン?何それ?」の時期からお世話になっています。
以降、今シーズンまでの4年間、可能な限り会場にお伺いしている大事なイベントです。
このイベントに出続けたことが、南関東周辺のレーサーに知っていただく大きな機会になっています。
ほぼ毎週のようにイベントに出店していると、それぞれが持つ「特色」がよく分かります。
コンスタントに参加者がいるイベントは、やはり主催者さんがいろいろな工夫を凝らしています。
今回は「大磯クリテリウムの特色」をご紹介します。
まず、ステップアップのために参戦する選手にとって良いのは、シリーズ戦であるということ。
17-18シーズンは、10月22日から最終戦の4月15日まで、毎月開催されます。
コースは毎回パイロンで設営するとはいえ、基本のレイアウトは大きくは変わりません。
月に1回、同じコースで戦うことによって自分の課題を明確に臨むことができます。
これは進歩を目的に参戦する選手にとっては非常に大きなポイントです。
二つ目、開催される地理的な環境。
大磯クリテリウムのコースは西湘バイパス沿い。その向こうは相模湾が広がっています。
つまり「風が強い海っぺり」。風の影響は刻々と変わります。
傾斜的には、平塚側から小田原側に向かうのは緩い下り。当然、逆は緩い登りになりますが、ここに加わる「風」という要素。
吹くときは、10kgのウェイトを噛ませたブーステントが動くほどの風が吹きます。
また、風の強さだけでなく風向きも曲者。時間によって刻々と変化します。
コースレイアウトはオーバルにクランクを組み合わせたものですが、風に対応する力も必要です。
三つ目。細分化されたレベルで自分に合ったカテゴリーを選べるということ。
大磯クリテリウムのカテゴリーは、年齢で分けられる未就学児~中学生とシニアを除くと、
男性は7・女性は2つのカテゴリーが用意されています。
出場する以上は上位を狙いたいもの。
かといって経験が浅かったり走力に差があると、気後れするだけでなく他の選手に迷惑をかけかねません。
カテゴリーが細分化されているということは、同じレベルで戦えると共に安全にレースを楽しむことにもなりえます。
※レース初心者の方向けに、朝一の時間を利用して集団走行セミナーも実施されます。
レースの走り方だけでなく、ヘルメットのかぶり方を含めて安全面でのレクチャーも受けられます。
そして、大きな特色の一つがオフィシャル動画がアップされること。
基本的に、各レースを録画して当日の夜にはYOUTUBEにアップしてくれます。
チームで参加する選手の中には、レース後にこの動画を見ながら反省会を行う方もいるとか。
確かに、私も帰宅後に息子のレースを動画で振り返り、また反省会を行っています。
アクションカメラで録画される方もいらっしゃいますが、当然自分は写りませんし、全体の展開が見えません(※)。
全体の中で自分がどう動いていたのかを確認する上で、オフィシャル動画は非常にありがたいです。
※大磯クリテリウムは、自身のバイクにカメラを装着しての参戦は認められていません。
さらに、大事なのがエントリーフィー。
今年から、未就学児・小学生から中学生、そして女性のエントリーフィーが値下げされました。
未就学児の娘や小2の息子も参戦していますが、未就学児と小学生は1080円・中学生は2160円。
女性カテゴリーは4590円で参戦できます。
西湘バイパスや東名厚木⇒小田原厚木道路を利用できるというアクセスの良さと参加しやすいエントリーフィー。
せっかくの休日を、レース参戦だけで終わらせずダブルヘッダーで予定を入れることも可能です。
その他、参加者から聞こえてくる声としては、「レースが分からなくてもMCが説明してくれるのが嬉しい」とか
「カレーやパン(飲食ブース)が美味しい」というものも多いです。
これは、家族連れで参戦する方にも応援に来る(来てもらう)方にも大事な要素ですね。
大磯クリテリウムの詳しい情報は、以下のサイトからどうぞ。
次回の開催は3月25日の第6戦。エントリーは18日までです。
学年で区切られる未就学児・小・中学生は、4月以降からカテゴリーが変わるという方もいると思います。
今年度最後のレースを大磯クリテで締めくくってみてはいかがでしょう?
またレース未体験の方にとって、今回のブログが「レースという楽しみ方」を覗き見るきっかけになれば嬉しいです。